静岡の「輪」を大事にしたい
「輪」でも「和」でも、どちらにしても大事にしたい。
今週は静岡市医師会の会長・理事の先生方と面談し、次の日には呉服町名店街の事務長先生と面談しました。静岡を代表する偉い先生方との面談はとても緊張します……が、堂々とこなしてこそクリニックの院長なんですよ。
静岡駅南の生まれ育ちの私にとっては、幼少期は駅北呉服町の繁華街は遊園地のような憧れの場所でした。おもちゃの赤春堂に何度も通いました。毎週通った学習塾は呉服町スクランブル交差点のビル5階でした(もうテナントが変わっていますが)。
医学生の頃に見たドラマ「白い巨塔」では権力のシンボルであるかのように医師会が映されており、自分はいつ医師会などという巨大組織に接する機会が来るのだろうか……と遠い未来を妄想していました。
名店街や医師会が、憧れから現実に急に近づいたように感じます。「静岡」という由緒ある土地の中心で開業するということは、「おまち」の文化の一部に加わるということ。諸先輩方との「輪」を大事に自分のクリニックを育て、患者様を元気にすることで静岡に貢献したい。そう思えた1週間でした。