水無月徒然

しとしと雨降りの日もあれば、夏の陽射しを
感じる日もある今日この頃です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

先日まで静岡市立美術館で開催されていた
「英国王室が愛した花々〜シャーロット王妃と
ボタニカルアート」展に行ってきました。

美術館では新型コロナウイルス感染予防対策として
マスク着用、手指の消毒、一定の距離の確保と
共に日時指定制(web予約)も導入されていました。

18世紀半ばに作られた自然科学英国王立植物園「キューガーデン」。ユネスコ世界遺産でもあり、世界で最も有名な植物園です。
こちらが所蔵する植物学研究の膨大な資料の中にあるボタニカルアート(植物画)。
また、キューガーデンの拡張に寄与したジョージ3世の妃シャーロットが愛したウェッジウッドのクイーンズウェア。
研究対象として科学的な視点から作られた植物の
記録や資料が、芸術性を見出されるまでの歴史をまとめた興味深い展示でした。

有史以来、不治、悪魔の病気と恐れられた天然痘を
イギリスの医師エドワード・ジェンナーが種痘
によって予防できる事を発見したのが18世紀末。
今回展示されていた作品が作られた頃です。
天然痘は現在、根絶された感染症です。

世界中に蔓延している新型コロナウイルスもワクチンが開発され、現在、予防接種が進められています。
いつの日か、新型コロナウイルスが天然痘のように
過去の病気になる日も来るのでしょうか。

最後にお願いです。
雨の日は道が混みやすく、公共機関のダイヤも
遅れが生じる事があります。
また近隣の駐車場も大変混み合います。
お時間に余裕をもっていらしてください。
もし遅れが生じた場合はお電話ください。
よろしくお願いいたします。
(撮影可の展示もありました)

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