夏休みの過ごし方🌻

気付けば7月も最終週、夏休みの時期ですね。

子ども達にとっては楽しみな夏休みを、
どのように過ごそうか考えている保護者の方も
多いのではないでしょうか。
休みの前日は、いつもより寝る時間が遅くなり、
翌日は朝寝坊しがちです。約1ヶ月間の休みで、
生活リズムが乱れると、元に戻すのは大変です。
朝のラジオ体操、学校のプール開放、生活日課表
などは、夏休み中でも生活リズムを整える目的も
あったのでは…と思います。
新型コロナウイルス感染が広がっている現在、
行動制限が特にないとはいえ、遠方への旅行、
混雑が予想される場所やイベント等へ
出かける事はためらわれます。
一方で、子どもにテレビ、インターネット、
ゲーム等ばかりやらせる事にも抵抗はあり、
保護者としては何とも頭が痛いですよね。
そこで…熱中症や新型コロナウイルスへの
対策をしながら、楽しい時間を過ごす工夫を
考えてみませんか。
お金や時間をかけて、特別な事をする必要は
ありません。日常の生活の中で気軽に、ほんの
少しだけ「遊び」を取り入れてみましょう。
「遊び」は子どもの年齢や好きな事、興味の
ありそうなものを活用します。
また、保護者の方が気持ちや時間に余裕があり、
一緒に楽しめるかも大切なポイントです。
例えば日々の家事を「遊び」心をもって
子どもと一緒にやってみてはいかがでしょうか。
お手伝いの練習にもなり、一石二鳥です。
例えば料理…レタスをむく、トマトのヘタをとる、
材料を混ぜる、型抜き等は小さい子もできます。
慣れているのであれば、レシピを見ながら、
おかずやおやつを作っても良いですね。
掃除も、雑巾がけやモップかけの競争をしたり、
水遊びも兼ねたお風呂掃除や洗車をしたりすると
楽しいものです。
また、ペットボトル、トイレットペーパーの芯、
空箱…家にある廃材を使った工作も良いですね。
さらにバージョンアップさせ、夏休みの自由課題
として出せば、宿題も一つ片付きます。
コロナ禍の自粛期間に話題になりましたが、
飾り付けや食べ物を用意し「お家で夏祭り風」、
「お家でキャンプ風」も、感染予防対策を
しながら楽しめると思います。
いつものご飯を、おにぎりなどの「お弁当風」
にして、いつもと違う部屋や場所で食べる。
1つの皿に盛りつけ、お品書きや旗を付けて
「お子様ランチ風」等もいかがでしょうか。
花や野菜を育てるのも良いですね。
栽培キットや小さな鉢であれば、庭がなくても
できます。食べる事ができる物を育て、食育
につなげるのも一つです。
空いている日時を選び、図書館、博物館、
美術館等へ行くのもおすすめです。
個人的な印象ですが、大人気のイベント開催日
以外、開館直後は空いている所が多いです。
また、街の中心からやや離れた場所の方が
密を避けるには良いようです。
感染予防の対策として、予約制にしたり、
夏休みならではの興味深い企画をしている施設も
あります。
これらはごく一部です。どれもごくありふれた
事ですが、工夫と取り組み方次第で、可能性は
広がります。
それでも夏休みは約1ヶ月あります。
暑いし、心も体も疲れて、動くのも億劫な時は、
思いきって何もせず、ゆっくり「休む日」が
あっても良いと思います。
自分なりにできる工夫をし、楽しみながら、
時々、お休みしながら夏を乗りきりたいですね。
心理士より

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