新生活を前に🌸
先日、某学生服専門店前で行列を見かけました。
新しい学校生活を前に希望と期待に溢れた笑顔に
何だかほっこりしました。
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昨年、送迎バスに置き去りにされた子が
亡くなった痛ましい事件をうけて、
国土交通省は「送迎用バスの置き去り防止を
支援する装置のガイドライン」を策定しました。
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4月から、送迎バスに装置の設置が義務付けられ、
国から園に補助が出るそうです。また、自動車
関連企業も様々な装置を開発しているようです。
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人はミスをするもの。その観点からいくつもの
防止対策を重ね、痛ましい事故が繰り返される事がないように…と願っています。
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その昔、私が幼稚園児だった時の話です。
入園したばかりで、自分が降りる場所をよく
分かっておらず、大勢が降りた事につられて
別の場所で送迎バスを降りてしまった事があります。
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降りてすぐ間違いに気付きましたが、
送迎バスは走り去ってしまいました。
運悪く雨の日で、傘もなく、ずぶ濡れで
歩いて帰った事を今も覚えています。
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今のように入念な点呼や確認もされず、
携帯電話も普及していなかった時代です。
先生も親もさぞ心配したと思います。
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「うっかり」の置き去りの他、子どもだけを
「ほんの少しだけ」車内に残したり、
外で待たせる事は、熱中症、交通事故、変質者
による犯罪に巻き込まれるリスクがあります。
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アメリカでは13歳未満の子どもだけ残して
放置すると、警察に通報され、子どもは保護
されます(昔、旅先で通報を見た事があります)。
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様々な考え方、状況があると思いますが、
日常の思わぬ場所、瞬間で、子どもは危険に
さらされています。
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子どもは「小さい大人」ではありません。
大人が関わりながら、少しずつ、状況判断し、
自分の行動に責任をとる事を学び、
成長している途中です。
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親としてだけでなく、社会の一員として、
こまやかに、ときにゆるやかに、配慮しながら、
子どもを見守り、関わっていきたいですね。
(なかなか難しい事ではありますが)。
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