春を感じながら

2024年も3月になりました。
道端、街角、空の色…ふとした時に春を感じる季節です。
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一方で能登地方の状況は気がかりですし、
時期的に東日本大震災を思う方も多いのではないでしょうか。
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過去を忘れず、未来へつなげる取り組みは大切ですが、辛い出来事と向き合うにはとてもエネルギーがいります。
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辛い出来事があった時期、想起させる情報に触れて、
気持ちが沈んだり、体調を崩したりするのは、誰にでも起こりうる事です。
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最近、衝撃的な映像が流れる前にテロップが出る等、報道機関側の配慮を感じる事が増えました。
それでも、凄惨でセンセーショナルな災害、事件、事故があると集中豪雨的に報道が増えます。
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当事者は勿論、間接的に報道を見聞きした人も気付かないうちにダメージを受けます。
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知り合いの報道関係の方に聞いた話ですが、
最初は使命感に燃えて「ハイ」な状態だけれど、
取材を重ねるうちに感覚が麻痺するそうです。
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また、映像編集(放送できない映像もあるため)で、
何度も繰り返し映像を確認している中で、
調子を崩す人も多いとの事です。
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何気なく、情報収集にと映像を見続ける事で、
知らず知らずのうちにダメージを受けるリスクがあります。
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ダメージの受けやすさ、回復力には個人差があります。心や体が辛く弱った時には刺激を避け、休んで回復に努めましょう。
「100%のフル充電」は難しくても、何とか動けるまでしのぐ事は可能です。
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それぞれの思いや考え方があるでしょうし、
おかれている環境もさまざまです。
それでも無理なくできる事を大切に積み重ねていきたいですね。

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