新そばの話
心地よい秋風が感じられる季節になりました。スポーツ、芸術、行楽とさまざまな秋がありますが、今回は食にちなんだお話です。
天高く馬肥ゆる秋…新米、秋刀魚、秋鮭、梨、栗、柿、ぶどう、松茸と秋は食べ物が美味しい季節です。中でも個人的にとりわけ楽しみにしているのが新そばです。
新そばは地域や品種によっても変わりますが、10月頃に収穫されたものをさします。香り高い旬の味わいを噛みしめ、最後に熱々のそば湯をいただくとホッとします。ちなみにおそばには血液をサラサラにするルチンや疲労回復に有効なビタミンB1なども含まれているそうです😊
私のそばの原点は、実家の畑で採れたそば粉と自然薯を使って作った田舎そばとそばがきです。元々、おそば好きでしたが、学生時代に江戸風俗評論家の故・杉浦比奈子氏らの著書「ソバ屋で憩う」を読んでから、おそば屋さんめぐりが趣味の一つになりました。
その後、旅行や出張で各地のおそばをいただきました。山形そば、信州そば、江戸前のそば、越前そば、京都のそば、出雲そば…どれもそれぞれに違って味わい深かったです。
医療機関に勤務する身でGo to travelキャンペーンにme tooする事はなかなか難しいですが、近くのおそば屋さんで新そばをいただきながら、また各地のおそば屋めぐりを再開するのを楽しみにしたいと思います。
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新規の予約が取りづらい状況が続いており、受診を考えている方々にはご迷惑をおかけしています。これは当クリニックだけでなく、この地域の精神医療の課題でもあります。現状を変える「特効薬」はありませんが、当クリニックでは、できる事を地道に取り組んでいきたいと考えています。
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(以前にうかがった浅草並木藪蕎麦のざるそばです)