ピンチの時に

2023年も師走です。
風の冷たさと空気の乾燥が気になる時期です。
保温と加湿に努めて乗り切りたいですね。

皆さんは「大ピンチずかん」という絵本をご存知でしょうか。
子供にとっての大ピンチな状況が、独特の視点と
ユーモアあふれるイラストで描かれた本です。

ちなみにこちらの本は2023年の児童書で
最も売れた1冊だそうです。

作者の鈴木のりたけ氏は「自分が面白いと思う
事を絵にして、本にして、たくさんの人と
共有できる事が幸せ」とコメントしています。

思わずうなずいたり、吹き出したりしてしまう
様々な「大ピンチ」、その対応も載っていて、
大人も楽しめる本だと思います。

ミスや失敗はできたらしたくないもの。
でも、人はミスや失敗をするもので、
減らす事はできてもなくすのは難しいです。

それでも、ミスや失敗から気付き、学び、
同じ事をくり返さないよう工夫や対策をとり、
減らしたり、回避できたりしたら、それは
「経験」になるのではないでしょうか。

ピンチはある意味、チャンスでもあります。
よほどの事でない限り、ピンチの多くは、
何とかはなるものです。

某バスケ漫画で「あきらめたら、そこで
試合終了ですよ…?」というセリフがあります。

色々と手を尽くして、納得いく結果でなかった
としても、そこに何らか得られるものはあり、
終わりではない…と言えるのではないでしょうか。

私も今まで様々なレベルのピンチに
陥った事があります…というか、毎日が
ピンチの連続のような気もします(苦笑)。

それでも対応していくのであれば、
思い詰めるよりも、どこか遊び心を持って
取り組むように心がけています。

ミスや失敗も「転んでもタダでは起きず」、
気付きや学びとして、別の機会に活用できたとしたら、少しは報われるのではないでしょうか。

当院で初診予約の取りづらい状況が続き、
お問い合わせくださる方々には申し訳なく
思っています。

毎月、初診予約の受付はしていますが、
当院のような小さな医療機関で対応可能な
数は限られますし、ご案内も不規則です。

受診をお急ぎの場合、症状が重篤な場合は、
他の医療機関へのお問い合わせもご検討
いただきますようお願いします。