暑中お見舞い

暑中お見舞い申し上げます。
今年は梅雨らしい陽気が続いていますが、
梅雨が明ければ、夏本番です。
体調に気を付けてお過ごしください。

お知らせです。
今週7/8(木)、9(金)は休診です。
来週7/15(水)午後は17:30開始です(受付、電話含む。午前は通常通りです)。

当院は木、日祝日、第2金曜は休診日ですが、
臨時休診等、変更がある場合はお知らせします。
よろしくお願いします。

先日、能・狂言「日出処の天子」を観に行きました。
山岸凉子氏の漫画を大槻文藏氏が監修、野村萬斎氏が演出・出演の舞台です。

時は飛鳥時代、政治的策略を巡らす厩戸皇子(聖徳太子)と
蘇我毛人の出会いから物語は始まります。
年若く、頭脳明晰で沈着冷静、美貌と威厳があり、
圧倒的な存在感の厩戸皇子は、不思議な力を持つが故に
母から恐れ疎まれ、強い孤独を感じています。

2人を取り巻く人々の愛憎や思惑、権力闘争、
史実と創作が交錯しながら、遣隋使の文で終わります。

原作の漫画が発表されたのは40年以上前ですが、
繊細な作風で、人の心理描写、業の深さ等が描かれた不朽の名作だと思います。

舞台は原作に忠実かつ、よくまとめられていて、
極限まで削ぎ落とされた空間、小道具、照明や台詞、演者の所作や謡、四拍子の演奏での表現や場面展開等、どれもが美しく、楽しく、哀しく、濃厚な時間でした。

待ち時間に見た能楽堂の造りや演者の着物、
展示されていた能面も興味深かったです。
見方によってどんな表情にも見える能面のルーツは、飛鳥時代まで遡るそうです。

また、観劇にいらしていた方々は思い思いの装いの中、それぞれにこだわりが感じられ、新鮮で楽しかったです。

日常から離れて非日常に触れる事で、気分転換と共に、色々な気付きがある事を再確認しました。

観劇はコスト(時間、お金、気力や体力)がかかるので、頻繁には行けませんが、日常の中にも小さな非日常、気分転換の方法はたくさんあります。
上手に取り入れて夏を乗り切りたいですね😊