まだ暑い夜に、ZUMBA!

ZUMBA_DANCE01

皆様、こんばんは。

朝夕は清涼さを感じるようになり、長く永遠に居座るかと思われた夏が、ようやく腰を上げて赤道の向こうに旅立とうとしています。グッバイ、夏、また来年。いや、ちょっと待って、書こうと思っていたブログのネタが夏が行ってしまったら季節外れになってしまうではないか!と思いまして、今日手短に書かせていただこうと思います。

以前の病院勤務時代の私と現在の私では、正面から見たシルエットと横から見たお腹のシルエットが全然違う!と思います。(自己比較)開業してからジムに通うことを決意し、初めはマシントレーニングに勤しんでいた私ですが、そのストイックさに心が折れ3日目にしてまさに3日坊主化しようとしているところでした。あれはまだ5月、夏の前だったような気がします。隣の『スタジオ』と呼ばれる謎の部屋から、なんとも陽気なラテンミュージックが聞こえてくるではありませんか。

その音楽を聴いて、学生時代を思い出しました。かつて私が学生のころに流行した「ダンスダンスレボリューション」、派手な音楽に合わせてステップを踏み足のコントローラーで得点を競う当時のKONAMIの最先端技術を行くゲームがありまして、きれいに踊れたら格好いいよね!と憧れ必死に練習したことを思い出したのです。当時でもメガネ男子が陽気な音楽に合わせて足を踏みならす姿はさぞ滑稽だったでしょうが、練習の甲斐あってかなりの腕、いや脚か、になりました。20年のブランクを経て、また踊ってみたい、と私は誘惑にかられました。

謎の「スタジオ」の扉を開け、見ず知らずの集団に入っていくのはとても勇気が要りました。なるべく周囲と目を合わせずに、スタジオの隅っこに場所を取ります。見回せば、まわりはかなりの熟練に見えてしまうものです。やっぱり来なければ良かった、などと考えてしまいます。

しかしいざ音楽が始まると、不思議と周囲は見えなくなり音楽と自分との世界へ没入していくことが出来ます。ZUMBA…ラテンやHIPHOPの音楽に合わせて体を動かすダンスプログラムで、動きも自由度が高いので見よう見まねでもなんとかなります。これは楽しい。身体の凝りとストレスが溶けていくようです。

zumbaイメージ

踊り始めてまだ4ヶ月。まだまだレベルとしては赤矢印の位置でおっかなびっくり踊っている程度ですが、あの時誘惑された気持ちのまま、まだZUMBAへの熱情が私には残っています。夏が赤道の向こうに行ってしまう前に、ぜひこの赤道直下の熱を、ブログを読んでくれる皆様にお伝えしたかった。まだ暑い夜に、どこかのジムスタジオで、多分私は踊っているでしょう。……の割りにはあまり痩せないんですけど。別に踊れ!と皆様に強要するつもりはありません。診察室では「ゆっくり休みましょう」と伝えることが多い私ですが、このブログでお伝えしたいのは「昔に楽しんでいたことを数年ぶりにやり直してみたりすると、意外と楽しいですよ。」ということです。

伝えると言えば、これからが本題ですが、予約に関して重大なお知らせをいたします。

「土曜の新患予約を一時停止します」

「平日18時以降の新患予約を一時停止します」

「予約混雑時に院長の判断で新患の受付をお断りする場合があります」

多くの方に予約のご連絡をいただき大変感謝しております。ただし、現時点でも再診の患者様で当クリニックの待合室が混雑するようになってきており、このままですと私が十分な精神療法を行えない事態になりかねません。できる限り皆様のご希望に添えるよう診療を行っていきますが、9月以前に比べ10月以降は新たな患者様の予約が近日中に取れないこともあるかもしれません。申し訳ありませんがご了承ください。

前の記事

読書の秋