コーヒーを語る②モカ
向かいの百貨店、伊勢丹静岡で行われているイベント
「味と技の大江戸展」本日が最終日です。
ついワクワクしてしまう私、いつも財布の紐が吹き飛んでしまうので、こういうイベントには青い札一枚だけを持って行くことにしているのです。自制出来ないときには物理的に抑制、これ、大事です。
大江戸展に来ている店の中で、私が楽しみにしていたのは「モカソフト」で有名な日本橋「ミカドコーヒー」でした。明日最終日にコーヒー豆を購入しに行く…予定ですが、昼休みの隙間を狙うしか無い、ギリギリのタイミングなのです。モカソフトの由来になっている「モカ」果たしてまだあるでしょうか。
コーヒーの「モカ」と言えば、コーヒー発祥の地である中東エチオピアが産出する、まさに「コーヒーの原点」というべき味です。果実香とモカ独特の甘みがあり、後世に派生したどのコーヒー種とも似つかぬ独自の路線を行っています。甘みの後に残る酸味は決して攻撃的で無く、甘みの奥にちょっとだけ刺激を残すオレンジのような香り、と言われています。が、・・・・・・私の舌ではそこまではわかりません。
私が「モカ」の味に目覚めたのは、奇しくも過去に伊勢丹静岡店で行われていた「大京都展」で、そこに出展していた「イノダコーヒー」の「アラビアの真珠」 でした。
夏の暑さでバテて、偶然にそこの喫茶で飲んだコーヒーは、それはそれは美味しかった。酸味があるのですが刺激が少なくのどの奥にすっと落ちる。酸味の強いコーヒーが苦手で避けてきた私にとって初めての体験で、驚愕しました。京都の本店に飲みに行く機会がありましたが、京町家に囲まれた雰囲気も味に乗って本店のコーヒーはさらに美味しかった。
偶然の出会いが次の行動を決める。幸運を待ってみてもいいのかもしれません。
伊勢丹の向かいの札の辻クロスにクリニックを開業した潜在意識の奥底には、実はモカコーヒーとの鮮烈な出会いがあった、からなのかもしれません。私が精神分析療法を受ける機会があったら、そういったどうでも良い情報ばかりが表在意識に浮かんでくるのでないでしょうか。(で、たぶん怒られると思います)
私は精神分析家ではなく、当クリニックにそれらを行える部屋もありません。さらに申しますと、
今週土曜 7月27日はあとわずかしか予約に空きがありません。
土曜に緊急での診療を希望される方は診察時間内になるべく早くご連絡ください。当院は予約制ですので予約が一杯の場合は他の日をご案内させていただいております。ご了承ください。