朗報！運動不足解消へ

久々の高揚感のまま、このアツい想いをダンスフロア横よりお伝えいたします。長いです。

　ZUMBA。エアロビ。下手でも大好きです。今でも変わりません。

しかし、世界規模で問題になっているウイルスと、それを媒介する一部の方々によって、ジムのスタジオプログラムが中止になり私の娯楽が奪われて約一か月。椅子に座りながら足元のステップを練習する日々にも飽きました。自慢のエアロビシューズもやや青みがくすんできたように思えます。

４月初旬の時点で静岡の感染者が減ったとは思えません。また一部の方々の「静岡は安全かもしれない」という妄信によりこれから東京、名古屋といった都会からの流入が起こる可能性は高いのではないかと悲観的に予測しています。東海道の重要拠点です。新幹線のぞみが通過してもひかりは停まります。これからが正念場ではないかと、感染症には疎い精神科医の私ですが思うのです。

ところが、４月からジムのスタジオプログラムが再開になりました。「我慢の限界だ」とばかりに恐らくは多くの人がダンスを踊りにスタジオに戻っていったと思います。私だって戻りたい。目に見えないウイルスなんてそこには居ない。だって見えないのだから。昼休みを心置きなく踊りに費やしていた享楽の日々に戻りたい。・・・・・・我慢です。我慢。「あそこの医者が自粛を破ってヘラヘラ踊ってたぞ」なんて言われた日には弱小クリニックを畳まなくてはいけない。我々は率先して感染を防御するべきなのです。私のマスクと健康にはここに来てくれる患者様の将来がかかっています。

とはいえ、私は聖人ではありません。渇望期です。何か代用品はないものか。

この衝動を抑えきれずにNitendo Switchを引っ張り出してきて、体感型ダンスゲームを購入しました。診察室のモニターに出力し・・・ようと思いましたが、やや物足りない。小さい画面で目を凝らしながらやるダンスは健康的ではありません。

何より、思い切りダンスをしたい　という熱い気持ちは小さなモニターでは受け止めきれないでしょう。私は大柄で強欲なのです。

　ということで、プロジェクターも購入、待合の壁一面に投影して楽しむことにしました。台紙が壁紙なので画質は致し方ありませんが、大画面で楽しむダンスは十分に興奮と歓喜を与えてくれます。ありがとうNintendo。その昔はダンスダンスレボリューションで鍛えていたので当時KONAMIさまに感謝しておりましたが、数十年の時を経て再びゲーム会社に感謝する時が来るとは思いませんでした。人生何があるかわかりませんね。