静岡市かかりつけ医心の健康対応力向上研修会 で講演しました

日曜日、今日は晴れやかな気分でした。
実に、寒い風も気にせずつい走り出したいくらいの清々しい朝でした。

昨日土曜日、令和2年が始まって最初の大きな難所をなんとか越えました。その充実感で今日は楽しく過ごせそうです。

恐れ多くも、私が産業医の先輩先生方に対して「講師」という立場で「講演」を行わなければならないという、超!大役を任されてしまっていたからです。第一講演にはうつ病学会の第一人者である渡邊先生を東京からお招きし、静岡からはこれまた重鎮である村上先生にお願いしているとのことで、私みたいな若輩者が偉そうに壇上で物申せる立場にあるわけがないのですが、とにかく依頼されたからには「身に余る光栄です」と引き受けてしまうのがこの私の真面目でダメなところなのです。診察室で「嫌なことは勇気をもって断りなさい」と偉そうに指示している私ですが自分にそうした難題が降りかかると途端に弱いのです。皆様、私の二枚舌をお許しください。

講演の内容は無難に終えたつもりです。自慢の腕時計を外しマイクの隣に置きながら、秒単位でスライド送りを計算していたつもりです。予測通り5分短縮できっちり終え、忙しい先輩先生方を超過で引き留めることなく会を締められたことが何よりです。研修会のあとにお声をおかけいただいた先生方、ありがとうございました。クリニックを開業してまだ日は浅いですけれども、メンタルヘルスの分野で先生方の診療に協力できれば幸いです。よろしくお願いいたします。また、色々とご指導ご準備いただきましたこころの健康センターの松本先生はじめ職員の方々、ありがとうございました。

 

土曜の昼、診療を終了して、講演会の会場入りまで残り1時間。私はこの「直前の時間」をとても大事にしています。昼ごはんはプレッシャーに負けないカツカレー。これでいいんです。いつもは売り切れてしまっている七間町・ジャイアンカレー。冷たい雨もあったせいか最後ぎりぎりぐらいで間に合いました。香辛料とカリカリの衣、ガツンとした肉、それら全てが私を奮い立たせてくれます。これで、講演会のあとにコーヒーで気持ちを静め整えるのが私のストレスマネジメントなのです。ソウルフード、あるいはソウルムービング。自分の人生でさらに活躍したいと思えたら、そうした「武器」を持っていて損はありません。

長々と書いてきましたが、平たく言うと、私はこの週末とても頑張った ということです。月曜、火曜あたりに初診で受診を考えている皆様、診療カレンダーをご確認ください。来週は全ての日で初診の予約が一杯です。再診の方の予約変更も時間帯によっては厳しいと思われます。そして私もおそらくこのカタルシス(一過性の心の浄化作用)が抜けて疲労が漂っていると思われます。ご迷惑をおかけしますがご了承ください。

心理士より

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