香りの話
師走に入り、風の冷たさが日ごとに増していますが、いかがお過ごしでしょうか。
寒さと共に乾燥も気になるこの季節、クリニック内では加湿器が活躍していますが、時々、アロマオイルを数滴加えています。
香りは感情や記憶を司る脳の部位(大脳辺縁系、海馬)との関係が深く、リラクゼーションやストレス解消にも活用されています。
諸説や好みもありますが、私は日常的に香りを気分転換に取り入れています。仕事柄、香水はつけませんが、その日の気分でアロマキャンドルやお香を焚いたり、ハーブティーや入浴剤、ハンドクリームを使っています。
香りの違いによって効能も違うと言われており、目的に応じて使い分けるのも楽しいものです。クリニックはラベンダーやゼラニウムに柑橘系を加え、気持ちを和らげると言われる系統の香りを使っています。ちなみに院長が愛してやまないコーヒーの香りは集中力を高める効果があるそうです。
香りの効能に関する研究はまだ未知の分野ですが、それぞれが心地良く感じる香りは心身の疲れや緊張を和らげる一助になると思います。使い方によってはスメル・ハラスメント、香害のリスクもありますが(笑)、あなたのお気に入りの香りを探して、気分転換に取り入れてみてはいかがでしょうか😊
さて今年も残りあとわずか、クリニックの診察は年内最終日が12月28日、年明けは1月4日となっております。よろしくお願いいたします。